腰痛情報館

腰痛・ぎっくり腰・椎間板ヘルニアなど腰の痛みの症状・原因・治療・改善・予防方法についての情報です。

腰の構造と腰痛

腰部は腰椎・骨盤・靭帯・筋肉・神経で構成され、体を曲げる・ひねる、上半身を支える、姿勢のバランスを保つ働きをしています。背骨(脊柱)は上から頚椎、胸椎、腰椎、仙骨、尾骨からなり、椎間板が推骨の間にあってクッションの働きをして背骨にかかる衝撃を和らげおり、いわゆる腰は腰椎のある腰椎柱といわれる部分に当たります。

腰椎柱は、5個の腰椎と5個の椎間板からなっています。骨盤は寛骨と後ろにある仙骨からなっています。寛骨は小児期には腸骨・恥骨・坐骨に分かれていますが、大人になると一つの骨になり寛骨と呼ばれます。寛骨に寛骨臼蓋という窪みがあって、そこに大腿骨が収まるような状態で股関節を構成しています。
腰椎部の変化(椎間板にかかる負担による椎間板の変性や骨の変形、骨粗鬆症による骨の劣化など)で腰痛を引き起こします。また、骨の構造の異常が腰痛の原因であることがあります。例えば、腰椎5番と仙骨の関節面が左右対称でない場合で約25%の人が左右非対称であるといわれています。

腰椎は靭帯という線維で連結され、筋肉で支えられています。腰に関係する筋肉に大腰筋・腸腰筋・大殿筋・脊柱起立筋があり、腸腰筋は腰痛と深い関係にあります。約10%の人で坐骨神経が梨状筋の中をとおっているそうです。これらの場合は腰痛になりやすいので腰痛予防対策がより大切になります。

腰痛と椎間板の関係

腰痛と椎間板は大きな関係があります。クッションの働きをする椎間板が推骨の間にあります。椎間板の中心に水分を含む非常に粘度の高いゲル上の髄核と呼ばれるものがあり、その周りを線維輪と呼ばれる組織が取り囲んでいます。
何らかの原因で椎間板が変性すると、腰椎周囲の神経を刺激して腰痛を引き起こします。急性椎間板ヘルニアまたは慢性椎間板ヘルニアでは、椎間板の髄核が線維輪を破って飛び出たり椎間板が膨らんで飛び出て神経を刺激して腰痛を引き起こします。変形性脊椎症では椎間板が変性して推骨の間が狭くなり推骨が変形して骨棘(棘のような骨)ができることで神経が圧迫されて腰痛を引き起こします。

腰痛と筋肉の関係

腰痛の原因で最も多いのが筋肉疲労による腰痛症です。不自然な姿勢を続けていたり、筋力が低下したことによる腰の痛みを生じる筋・筋膜性腰痛です。検査を受けても脊椎の異常や内臓疾患がないにも関わらずある慢性的な腰の痛みがある慢性腰痛や、急性腰痛症(ぎっくり腰)もこの腰痛症に含まれます。
腰に関わる筋肉に大腰筋・腸腰筋・大殿筋・脊柱起立筋があり、特に腸腰筋は腰痛と深い関係にあるといわれています。大腰筋と腸骨筋を合わせて腸腰筋と呼ばれ、内臓と脊椎の間にあるため深部腹筋群とか「見えない筋肉」と呼ばれます。腸腰筋は股関節屈筋であり、かつ骨盤を前傾させたり腰椎のS字型を維持する働きをします。腸腰筋は、正しい姿勢を維持するための重要な役割があります。

 - 腰痛の原因

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