腰椎椎間板ヘルニアの治療方法は基本的に保存療法です。腰椎椎間板ヘルニアの急性期は安静にしていることが最も大切です。腰椎椎間板ヘルニアの保存療法には、安静・コルセット着用・外用薬(アイスパック・ホットパックなどの湿布薬や塗り薬)・内服薬(鎮痛剤・消炎剤)・牽引・ブロック注射などがあります。腰椎椎間板ヘルニアの急性期には冷やし、痛みなどがある程度おさまってくる慢性期には温めます。ただし、慢性期であっても熱感があるときは冷やします。
腰椎椎間板ヘルニアの保存療法
○安静:腰椎椎間板ヘルニアで腰の痛みの強い急性期は一番楽な姿勢で安静にしていることが大切です。
○コルセット:腰部を固定・補強して腰への負担を軽減して炎症や痛みを抑えます。
○牽引療法:腰痛に対する牽引療法が有効であるとする報告はあるりますが、腰椎椎間板ヘルニアに限定すると、牽引療法単独による治療効果について研究は十分でないようです。
○冷却療法:アイスパックや市販の氷嚢で冷やして炎症・痛みを和らげる治療方法です。熱感・腫れがあるときに冷却療法(アイシング)を行います。
○温熱療法:ホットパック・マイクロウェイブなどで温める治療方法です。(熱感があるときは温熱療法はされず冷却療法になります)
○内服薬:内服薬は消炎鎮痛剤・非ステロイド系抗炎症薬と筋弛緩剤薬です。座薬は痛みを和らげる即効性があります。
○ブロック注射:神経ブロックは、麻酔剤を注射して神経伝導路を止める(ブロックする)治療方法です。神経根ブロックは、X線で見ながら炎症を起こしている神経根のみに注射をする治療方法で、硬膜外ブロックは脊椎外側にある硬膜外膣に局所麻酔と副腎皮質ステロイド剤を注射する治療方法です。

