ある程度以上に突出した椎間板ヘルニアは手術するしかないとされていましたが、脱出型の腰椎椎間板ヘルニアは自然に小さくなったり消失したりすることがあることがわかってきました。腰椎椎間板ヘルニアの脱出型ヘルニアでは髄核が飛び出した周囲の炎症が強いため、白血球中内のマクロファージ(貧食細胞)の働きが活発になります。マクロファージ(貧食細胞)がヘルニアを異物として食べて吸収します。そのため脱出型ヘルニアの場合は貧食細胞によるヘルニアの縮小・消失が期待できます。
一方、膨隆型ヘルニアの場合は髄核が飛び出さないため貧食細胞が異物とみなす物がありませんので、貧食細胞の働き関しては期待薄と考えられます。
いずれにせよ、脱出型ヘルニアや膨隆型ヘルニアで貧食細胞によってヘルニアが消滅しても、ヘルニアになった原因が残っていればヘルニアが再発する可能性があります。ヘルニアになった原因を改善・治療し予防対策することが大切になります。
腰椎椎間板ヘルニアと貧食細胞
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