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腰痛情報館 > 腰痛の治療

腰痛の治療の基本

腰痛の基本治療は保存療法で、手術をすることなく腰の痛みを取り除く対症療法と、姿勢の矯正や腰痛体操で腹筋や背筋に筋肉の強化をする腰痛の再発予防になります。ぎっくり腰など急性腰痛症の場合は安静第一で先ずは腰の痛みを軽減することになり、その後にリハビリで腰痛予防をすることになります。腰の痛みの程度によってやブロック注射などで痛みを和らげたり、コルセットで腰を固定したりします。

腰痛の保存療養

病院での腰痛の多くは基本的に保存療法です。急性腰痛の場合は安静が優先されます。

腰痛の保存療法はおよそ次のとおりです。
○安静
○薬物療法(外用薬・内服薬)
○理学療法(牽引)
○装具療法(コルセット着用)
○ブロック療法(ブロック注射)

保存療法では症状が改善せず日常生活に支障がある場合などに手術療法が検討されます。
腰を温めるか冷やす時期は、急性腰痛には冷やし、痛みなどがある程度おさまっている慢性腰痛は温めます。ただし、慢性腰痛であっても熱感があるときは冷やします。

腰痛と安静

ぎっくり腰(急性腰痛症)など急性期は安静が第一です。急性腰痛が慢性腰痛に移行することがありますから、適切な治療を受けることが大切です。内臓性・血管性の病気による急性腰痛もあり、腹部大動脈瘤などは緊急の手術が必要になったりします。急性腰痛になったときは症状を見極めて、安静にした後に病院に行くか、すぐに病院にいくかの判断が必要です。

○ぎっくり腰(急性腰痛症)
椎間関節性腰痛症、筋・筋膜性腰痛症、腰椎椎間板ヘルニア
○腰椎圧迫骨折
外傷性、骨粗しょう症、悪性腫瘍
○感染性脊椎炎
○内臓性腰痛・血管性腰痛
腎臓結石・尿管結石(尿路結石)、膵炎(すい炎)腹部大動脈瘤など

腰痛と薬物療法

腰痛の薬物療法には外用薬と内服薬があります。

○腰痛の外用薬
アイスパック・ホットパックなどの湿布薬や塗り薬
○腰痛の内服薬
鎮痛剤・消炎剤になります。ビタミンB12は損傷した神経回復に有効とされています。

腰痛と理学療法

腰痛の理学療法には、温熱療法・牽引・運動療法などがあります。

○腰痛の温熱療法
赤外線・ホットパック・マイクロウェーブなどで、血液の流れをよくして筋肉の緊張をほぐして痛みを和らげます。
○腰痛の骨盤牽引
腰を引っ張る療法です。腰痛における骨盤牽引の効果は議論があるものの、気持ちがよく安静にはなります。
○装身具療法
腰痛コルセットを着用することで腰椎(脊椎)を安定させて、腰の炎症や痛みを軽減したり腰痛予防または姿勢矯正効果があるとされています。ただし、長期間のコルセット着用は筋肉の衰えを引き起こすため、こまめにはずすなどの注意が必要です。

腰痛とブロック療法

腰痛のブロック療法は、注射によって一時的に腰の痛みを止める治療方法です。椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症などで、神経が圧迫されて痛みが強い場合は神経に局所麻酔をします。また、脊柱管の中に注射する硬膜外ブロックや神経根に注射する神経根ブロックなどがあります。

腰痛と手術療法

腰痛の基本治療は保存療法ですが、薬物療法や理学療法などで腰痛が改善しなかったり日常生活に支障がある場合に手術を行うことがあります。100%安全な手術はないのですから、腰痛の手術を安易に受けることは避けたほうが良いです。もう手術しかないという状況になってからの手術がよいと考えられます。ただし、早期手術が必要な場合もありますから、医師と相談して適切な時期に手術を受けることが大切になります。例えば、椎間板ヘルニアや脊柱管狭窄症で下肢の麻痺や排尿障害を合併した場合などです。

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